こちらのページでは育毛剤での効果に満足できなかった方や、最初から本格的に薄毛治療したい!という方向けの内容となっております。
私自身の経験もまじえて発毛剤の効果やメリット・デメリットについてお話していきますね♪
そもそも育毛剤と発毛剤の違いって?
育毛剤と発毛剤は似ているようですが毛髪へのアプローチ方法が全く異なっています。
育毛剤は抜け毛を防ぎ、そして今ある髪を育てる効果がありますが、髪を生やす効果はないんです。
新しく髪を生やそうと思ったら国に発毛効果を認められた「発毛剤」を使用すべきなんですね。
え?髪が生えない??じゃあ育毛剤を使うメリットないのでは??そんな声が聞こえてきそうですね(実際私もそう考えていた時期がありました)
「毛を生やす」という観点だけで見れば、育毛剤は発毛剤に劣るかもしれません。
しかし長期的に見た場合、必ずしもそうでないと私は考えています。
現在私は主に発毛剤タブレット(飲む発毛剤とお考え下さい)を常用していますが育毛剤も使用しています。
理由としては、育毛剤でしか得られない効果があるからです。
※育毛剤の種類によっては併用を勧めていないものもあるので、使用する際はメーカーなどに確認が必要です。
育毛剤のメリットついてはこちらでまとめていますので、興味がありましたら見てください♪
発毛剤の効果はいかほどなのか?ビフォーアフターの画像で検証
このページを見てくださっている皆さんが一番気になること…それはずばり「効果」についてではないでしょうか?
ということでまず画像でビフォーアフターをお見せしたいと思います。
発毛剤を3ヶ月使用した画像と比較しています。
上段の画像が発毛剤使用前で、下段の画像が発毛剤使用後です。
発毛剤の効果があらわれてくる期間は個人差があり、3ヶ月程度ではほとんど効果が感じられない場合もあります。
私の場合は使用後1ヵ月~1ヵ月半は初期脱毛、その後徐々に生え始めた感じですね!
(※初期脱毛についてはあとで解説しますね)
よく見ると生え際の毛量が増えているのが分かりますでしょうか??
左側の方が分かりやすいですかね。拡大鏡でさらにアップにした画像がこちらです。
本来なら最低でも6ヶ月は使用を続けるべきだったのでしょうが…頭皮荒れを起こしてしまい、部分的に出血も見られたのでやむを得ず中止しました。
長期的に使用すればもう少し効果が得られたかもしれませんね~。
発毛剤のデメリットについて
発毛に関して高い効果を得られることができる発毛剤ですが、それ故にデメリットも多くあります。
そういった点を知らないまま使用すると「こんなはずじゃなかった…」と後悔するかもしれません。
そうならないためにも、発毛剤で起こりうる事柄を理解したうえで使用を始めましょう!
副作用が出る可能性がある
発毛剤は医薬品であり、発毛効果を認められた「治療を目的とした薬」です。高い効果を得られる反面、副作用が出やすいというリスクもあります。
持病を持つ方だと思わぬ影響を及ぼすこともあるので、安易に使用せず主治医との相談が必要です。
私が体験した頭皮荒れも副作用の一種ですね。
発毛剤はアルコール濃度が高いものが多く頭皮荒れすることも少なくありません…。
初期脱毛が起こる
初期脱毛とは、新しい髪が生える前に古い髪が抜け落ちることを指します。発毛させるにあたって頭皮環境の改善のために起こる症状なのですね。
稀に初期脱毛が起こらない方もいるようですが、ほぼ体験すると思ってください…。
避けて通れない道なのですがこれ本当に辛いです。発毛の過程であると分かっていても結構、いや大分ダメージ食らいます。
これから発毛剤を使用される方は大事なイベントと重ならないように予定を確認することをお勧めします。
理想通りに発毛するとは限らない
これは皆さんに当てはまるわけではないと思うのですが、私が経験した事としてお伝えしますね。
発毛剤を使用したら「健康で美しい髪」が生えてくると思っていませんか?もちろんそうだと思いますよね。
私の場合、生えてきた髪の2割くらいが捻転毛というチリチリした毛だったのです…。(例えがちょっとアレですけど、下半身の毛みたいな感じです)
私は天然パーマで毛穴が曲がり気味なのですが、そこに発毛剤の力で無理に発毛させた結果、捻転毛が生えてきたのではないかと推測しています。
頭頂部からチリ毛が乱立する羽目になってしまいました。
ちょっと特殊なケースでしょうが、こんなこともあるんだ!と知って頂ければと思います。
金額の相場は?種類はどれくらいあるの?
発毛剤にかかる金額も気になるところですよね。
わずかに差があるものの、大手ブランドのもので大体5,000円前後で販売されていることがほとんどで、意外にも育毛剤よりも安価だったりするのです。
育毛剤は頭皮環境を整え老化を防ぐための美容成分が入っていることが多く、材料費にコストがかかっているため高価になっているのだと考えられます。
発毛剤の有効成分はミノキシジルだけの場合が多く、またミノキシジルの特許が切れたことも相まって以前に比べかなりお求めやすい値段になっているのです。
あまり有名ではないメーカーのものだと2,000円前後の発毛剤もあるようですね…今後さらに安くなっていくのかもしれません。
種類についてですが、私が使用したことがあるのは下記の3点です。
・大正製薬のリアップリジェンヌ
ミノキシジルに発毛効果があることを発見し特許を取得した発毛剤のパイオニアであります。
計量は簡単ですがちょっと液だれしやすいかな?といった印象を持ちました。
・アートネイチャーのハナミノキ
丸っこいフォルムがかわいらしい感じですね。
計量する際のステップが少し多いのと、出る液剤の量が安定しないところが気になりましたね。
・富士化学のFCI
計量方法はリアップと同じく分かりやすいです。
見た目にしゃれっ気はないものの、ノズル面がゴム製で気持ち良いです。
ミノキシジルの濃度は上限が定められており、女性で1%となっています。
3種類ともミノキシジルの濃度は上限いっぱいの1%で他の有効成分にもさして差はありません。
なのでどの種類を使ってもそこまで大きな違いはないと思います。
私が使用した感覚でも効果に差はないように感じました。
個人的感想を述べると見た目で言うならハナミノキ、使い心地で言うならFCIですかね~。
さいごに
発毛剤と聞くと本格的な治療のようでなかなか勇気が出ない方もいるかもしれません。
内容がデリケートなので周りにも相談しにくく悩みますよね。
躊躇している理由が「恥ずかしい」というだけなら、ぜひ一歩を踏み出していただければ…と思います。
発毛剤は育毛剤よりも高い効果を得られますが、メリットだけではなくデメリットもしっかり理解したうえでの使用をおすすめします。
私のように頭皮荒れや、その他副作用が出てきた場合は無理に使用を続けないでくださいね。
私の体験がほんの少しでもお役に立てたなら幸いです。